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午前4時40分東京は葛飾基地を出発。 環七から国道4号線、大川を渡って北千住。「奥の細道」を辿る旅路だ。 まだ明けやらぬ夜道を、夜逃げしているかのように急ぎ足で進む。 さて、朝のお勤めをと立ち寄った道の駅「庄和」 用を済ませると東の空が赤く染まって夜明けだ。幸い天気には恵まれているかのような雲行きに旅の安全を祈願するなり。 6時10分再びエンジンスタート。 さきたま~茨の古河を越えて栃木路は矢板から黒磯。コンビニなる茶屋で一息つけるなり。9時丁度。眠気覚ましの「スルメ」「おしゃぶり昆布」「ブラックガム」などを求めて再び自走式駕籠にまたがるなり。 左手に見える那須の山々も雪がかかりて白さを増している。 スルメ、スルメ、昆布、ガム・・・・・馬替えの駅もなく、白河9時40分。 走り続けて、福島通過11時30分。燃料補給はすれども「水」は得られず。。。 昼飯の休み所も見あたらず先に進んで、白石は道路際の厠付き駐車帯で大休止とするなり。12時30分~13時30分。即席麺に茹でキャベツと卵などを加えて食すなり。漬け物、梅干し、栄養剤も加えるなり。 再び自走式駕籠に蹴りを入れ走り始めるも、愛宕山弁の語り部にも飽きが来る。 ちらちらと雪が舞う陸奥路、伊達藩の都なる仙台は番所が駕籠を塞き止め走りもままならず鷹揚なる歩みに涙するなり。 雪模様の空は、曇りてなお日暮れて道遠し。いつしか駕籠先の提灯を頼りに道を進む、空なお暗く落ちてくる白き雪花も風情あるより寂しけれ。 16時30分、三本木なる馬替え駅所にてひと休みも風冷たく、豆腐などを求めてさらに脇なる公衆井戸より水も一桶いただき旅立つなり。 今夜の宿と決めたる「駅舎厳美渓」の前に、湯浴みと肴などを購いたい気持ちが通じたか?「ゆ」なる看板あり。 「極楽湯」古川店にて600円の湯浴みす。さらにひた走る先に小さき路脇の何でも屋にて地場産ビンナガマグロ刺身と韓渡りの漬け物も購い「よきかなよきかなよきさかな」などとほくそ笑みつつ自走式駕籠を先に進めるなり。 さてさて、急ぎ働きの旅路も、一関。 女人の声なる「道中案内仕掛け」から、左に道を取るべしとのきついお言葉に従い一里半。暗き闇夜に「道の駅厳美渓」なる看板あり。 今夜の宿をここぞと決めて自走式駕籠を停めるなり。 先なる大駕籠(バスコンキャンパー)の鑑札には鹿児島とあり、すでに二寸ほど屋根に雪の積もりたり。 わが小駕籠「つぶ丸」を駅の端に停め、エジソンなる赤毛の発見せし電気を発する発動発電機を作動せしめ「つぶ丸」オール電化式厨房と室内暖房、照明ならびに電気紙芝居も作動せしめしが、紙芝居は「字出たる式」無しの地域なり。「穴路具式」雑音多く実用せず環境なれば、小型磁気録音円盤を作動せしめて、赤毛音曲を歌いたる松尾の和子なる芭蕉一門?のなんとも色香ある声色に酔いつつ、ビア、ウスケ、とかいふ香しき酒に酔いたり。 さてさて、明日は、500里の行程を経て陸奥の最果て津軽の地に赴く企てなれど雪深きという天予測あり。 「明日は明日の風まかせ」として、独り今宵の宴を尽くして「忙しき過去を慰めることに専念すべし」といふ天の声あり。 されば、小型磁気録音音盤をかけ替えて、ウスケをもう一杯飲むこととしよう。 その後は?それも風まかせ。雪は止んだが、駐車場の路面が凍り始めているようだ。ういっ!
by yuritora1
| 2006-12-03 22:18
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