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![]() 「イザベラ・バードの日本紀行」(上)早朝のベッドで読了した 驚くべき意思と行動力に感嘆するのみでなく、 それが英国婦人単独での異国の旅であるのだ 1878年、今から130年ほど前の日本は、明治維新後11年目という時代 彼女の辿った江戸から青森そして函館への旅路は想像を絶するものだったろう あの俳人・芭蕉ですら青森までは辿りつけず秋田で引き返した (言葉が通ぜず俳句にならなかったのではないかと私は密かに考えているのだが・・・) 江戸から粕壁(春日部)~栃木~日光~中善寺~藤原~板下~(会津)若松~津川~新潟~小松~山形~尾花沢~新庄~金山~横手~久保田(秋田)~檜山~小繋~大館~碇ヶ関~黒石~大釈迦~新城~青森~函館 彼女の辿った、馬、人力車、徒歩、舟、現在の登山道以下の悪路と峠越え、 そして季節は春から夏に向かう梅雨の大雨、川の氾濫、増水 マップでその旅路をトレースしてみると 現在の自動車道であっても、多くのトンネルとなっている峠道 地名も変わっているのでルートを探すことすら困難な奥羽山脈の山岳地帯なのだ 粗末で不潔な宿、粗末な食事、物見高い見物人の群れ(外国人女性を初めて見る農山村の人たち) しかし、馬方も船頭も村の人も宿の主人も「決してボラず」「チップも受け取らず」彼女をして感嘆せしめた正直さと誠実さが日本中にあったのだ 内容を紹介するには中味が濃すぎる旅の記録で、読みたくなくなるような日本人にとって嫌な記述もある しかしながら当時の生活実態や商工業、政治の有り様など知らぬことの多さに赤面するばかりだ 最後に彼女の手紙の言葉には、日本人の根源的な誇りを感じたのだ 「わたしの不安は、ひとり旅の女性にとってはまったく当たり前のものではあっても、実際はなんら正当な理由のあるものではなかった。その後わたしは本州奥地と蝦夷の1200マイル<約1920キロ>を危険な目に遭うこともなくまったく安全に旅した。日本ほど女性がひとり旅しても危険や無礼な行為とまったく無縁でいられる国はないと思う」 下巻がまもなく入手できる 楽しみは尽きぬ明治の旅日記、心して読ませていただこう ■
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by yuritora1
| 2012-09-12 11:43
| 日記
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