陽が落ちて一気に冷えこんできた。
キャンプ場に客はなく、広大な芝生のサイトに独り居るのだ。
経営は成りたつまいね。
オートサイトは、1500円と入場料一名あたり300円ですなんて平然と言われても困っちゃう。
年金生活者が、平気で数過間居続けることができるところもあるが、ある意味スラム化したり、下品な集落化していると思わざるを得ない。
しかしだ、「高福祉高負担」は日本人になじむことはないだろう。
しからば、野の貴人たる正統キャンパーも「絶滅危惧種」なのだろうか?
酒を愛し、焚き火を愛し、静かな語らいか、無言の交感に、ほろほろと酔う。
やっぱり独りがいいか・・・
登山の疲れが酔いをさらに深めていく。
生きていくことに躊躇いもなく我が身を前へ進めてもそこに超えらざる父や祖父、そして遙かなるご先祖様の強いご意志を感じるようになったのだ。
人間の宿命は、テクノロジーの進歩と人としての後退か?
時に、古代神道やイスラム原理主義にも善いところはある。が、、、、一神教の考えには了とはしない。
さて、今夜の食車はいつもの肴?
いや、虎さん渾身のメニュー。
トマトスープパスタ&スパニッシュオムレツ。
多くは語らず、いつの間にか睡魔がそこにいた。
眠ってました。
ベッドに這い上がっている途中で満天の星を見たような・・・
また明日、オヤスミなさい。