强い雨と强風、吹き荒ぶ虎落笛(mogaribue)
それでもバーディとの散步は日課だ
外に出ると少しは治まつた風だがパーカのフードを被る
足元は雨で解けた雪が凍つてゐたり、ぬかるんでゐたり、
グヅグヅのジャケた雪だつたりで
こんな時は油斷すると轉んで頭を打つたりしがちだ
膝をかがめてがに股で、視線は2mほど先に、、、まるで「ひよつとこ踊り」みたいだね
公園の木々も强風に煽られて灰色の空に大きく小さく振り搖らされてゐる
この風を撮りたい、風の音も撮りたい、
外に出たくないそんな風景を切り取つてアルバムに飾らう
雨の歸り道、ぴつたりと寄り添つた犬と老人かと苦笑した
荒ぶ風フードの耳に苦き唄 百百合(mango)
ちあきなほみ カヴァーヒットコレクション
「逢ひたくて逢ひたくて」から「アカシアの雨がやむとき」似合ふ日だね