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いつもブログをご愛読いただきありがとうございます。 先週「つぶ丸最後の旅路」(2009.1.30)をアップしましたところ、 多くの方々からコメントやメールを沢山いただきました。 個々にはお答えさせていただいておりましたが、 まだまだ沢山の方が「なんで?」「どうして?」「これからどうするの?」と懸念されておられるかと存じます。 確かに突然「手放しました!」ではご不審のことと思いますし、 「つぶ丸旅日記を楽しみにしてました」とご愛読されている方々に申し訳ない。 遅ればせながら、その経緯などを述べさせていただきます。 定年後のライフスタイルを「日本周遊の旅」を達成させ、のんびりと旅暮らししたい。 書斎のようなキャンピングカーを購入して実現しよう。 家族(カミさんと愛犬)との旅もまたメニューに。 と、まあ、約4年前に「つぶ丸」(アウトドアジュニア)を入手しキャンピングカーライフを始めました。 その後の経緯は、ブログやHPに掲載したとおり「順調に見える」実践をしてきたところです。 一方、メタボ対策で始めたウォーキングやダンベル体操の効果が顕著に現れて、 スリムかつ筋骨復活やる気満々の肉体と「健全なる精神は健全なる肉体に宿った」のです。 青森での365連休生活が始まると、年金生活に負担の少ない「登山」が趣味のメインになり、 また、付随する「山菜」「キノコ」といった収益性の高い?アウトドアライフも拡大の一歩を辿りました。 そこで問題発生です。 アウトドアジュニアの最大の欠点は、走行性能が極めて弱体なことです。 わが家から40分ほどで、八甲田大岳登山口の酸ヶ湯温泉に到着します。 ここまで、軽自動車でもなんなく登坂できるのですが、 ダラダラ登りや急カーブ急坂の連続する、国道103号線では、Dレンジ不可、レンジ2常用かつ Lレンジまでシフトダウンしてレッドゾーン近くまでエンジンを回転させる場合すらあります。 当然、後続車が連なって見事な大名行列。。。追い越させる場所を見極めつつの運転となります。 山に登る前から冷や汗!精神的にも良くありません。 昨年からネイチャーガイド協会に加入し、八甲田のボランティアガイドも始めました。 山に行く頻度も毎週、週に数回の時もあり、いやはや!いやはや! 国道でもこの体たらくですから、県内や県外の登山ではさらに「林道」の先の登山口。 未舗装の深い轍の悪路を走ると「シェル」がギシギシと軋みます。 搭載装備(発電機、エアコン、電子レンジ、オーディなど)が外れるのではないか? 食器、調理道具もガタガタどっしゃんと大合唱しているのです。 さらに道路にかぶる樹木の枝がルーフに鞭打って。。。いやはや、いやはや。 「山菜」「キノコ」の世界はさらにその奥、、、到達できません。(^^; そして、冬がきます。11月下旬から翌年3月下旬までは完全に使用停止、冬眠となります。 理由は、やはり走行性能です。除雪された道路でも、除雪車の太いタイヤに装着されたチェーンの跡が残ります。 この小刻みな凹凸は未舗装道路(砂利道)とまるで同じ状態となります。 林道走行と同様にハンドルにも凹凸の振動がガクガクとシェルも軋みます。 さらに雪が積もって轍ができると、大変なことになります。 生活道路でもスリップ、スピン、衝突が日常的危険となります。 凍結した山岳道路は最初からギブアップ!登り以上に下り急坂急カーブは恐ろしいことになるでしょう。 5ヶ月の使用不可期間にもルーフに積もった雪降ろしの危険作業。エンジンや発電機のアイドリングも欠かせません。 さらに、事故発生です。水道ポンプや電気温水器の凍結破損です。 完全水抜きをしたにもかかわらず凍結破損した(調査中ですが)2度目の今年の事故は納得できません。 交換作業を見て発見したのは、床下に抜ける排水系パイプの周囲がコーキングされていない実態です。 つまり床下から寒気が吹き上がる構造になっているのです。 ・この件をとらえると環境耐力の設計に問題はないでしょうか? 昨年から冬山登山も始めています。当然のこととして冬眠中のアウトドアジュニアは使えません。 仕方なくカミさん用の軽自動車を拝借して、山に出かけていました。 今冬からは、八甲田樹氷スノーシュートレッキングのガイドにもエントリーしています。 昨日のブログ掲載はその第1回ガイド模様でした。 冬でも走れるクルマが必要な状況が明確になったのです。 定年後のライフスタイルイメージが、よりアクティブな方向に変化したことをどうするか? この正月に飲みながら考えました。 変化には変化で応じないと「悔恨」だけが残ってしまう。 思い切って手放そう!と決断した次第です。 平地での旅やキャンプには申し分のないアウトドアジュニアです。 そんな意味からは、アーバンジュニア(都会っ子)のほうが合っていますね。 幸い、ご家庭の事情で「温水シャワー」と「トイレ」が必須。 ベース車の仕様ダウンから製造を一旦中止しているアウトドアジュニアがどうしても欲しい。 という方と巡り会うことができました。 ネットの力って大きいですね。 無事に新オーナーにお引き渡しし、私のアウトドアジュニアとの生活は終わりました。 さて、これからのライフスタイルに適合したツールとしてのクルマを入手しなければなりません。 「日本周遊の夢」も西日本を残して道半ばです。 山にも海にもアウトドアライフを広げていくことでしょう。 取りあえず、75歳までの10年間をアクティブに楽しんであの世への道筋をつける。 そのためのクルマ+キャンプスタイルを模索し実現に向けてアクションを打っています。 (まもなくお披露目できるでしょう) 基本スタイルは、クロカンSUVにルーフテントを搭載しての移動手段と宿泊設備。 DC12V系の冷蔵庫、カセットガス系の厨房・調理器具、飲料水はポリタンク。 まあ、キャンピングカー以前のスタイルに近代化を図って機動力を発揮する。 シャワー・トイレの使用実績は4年間で10回以下、あるから使うという状況で「無くてもOK」と考えています。 (非常用トイレは念のため用意します。大曲の花火など停滞型キャンプでは代替シャワーを検討中、園芸用噴霧器がミストシャワーに使えるか?検討中です) とりあえず、「つぶ丸Ⅱ世号」としておきましょう。 65歳の冒険がスタートする今春の新たな旅立ちに拍手をしていただければうれしく存じます。 お楽しみいただけるブログとするために「虚実入り混じった」表現力の強化にも邁進したいと思います。 今後ともご愛読並びにお付き合いのほど、くれぐれもよろしくお願いいたします。 春来たり道新しく赤き人 百百合(mango)
by yuritora1
| 2009-02-05 18:13
| 日記
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