ボランティアガイドも雨になると商売?(無料ですが)あがったり(^^;
色づく紅葉も太陽の光あればこそ、、、
雨に濡れた風景も風情があるのだが、霧や雲に隠れてはいかんともしがたい。
それでも観光ツアー客は、スケジュールに従ってロープウェイに運ばれてくる。
年齢も様々だがおしなべて高齢者の比率が高い。
しかしである、気温10℃、風速10m、雨、こんな条件の中で、
「さあ、みなさん散策してきてください、集合はX時Y分です、遅れないように」
などと言ってお客を風雨の中に放り出す。
おまけにツアコン本人はストーブの前で休んでいる。
そんな実態に唖然としてしまう。。。
体感温度は、風速1mで1℃下がるといわれている。
気温10℃も風速10mならば体感温度は「0℃」に感じるはずだ。
お年寄りが普通の旅行着で普通の靴、傘一本持って、、、
遊歩道とはいえ海抜1200mの山だ。
そういえば、北海道知床で雨上がりの泥濘を歩かされている老人集団を見かけたことがあった。
事故が起きれば大騒ぎになるが、観光業界の「危機管理意識」ってゼロに近いんじゃないか?
様々な事故があって、その都度パッチを当てて対応している。(していない)
「北海道三日間・2万5千円!」なんて新聞広告を見ると、結果はこうなんだろうな、と思い至る。
日本が豊かになった?とはいえ、まだまだ貧困を引きずっている。
「家畜運搬的観光」はまだまだ続くのだろうね。
雨の中、折角来たのでどこか?
問われて50mほど先の
「毛無岱」が展望できるスポットにご案内する。
「うわーっ!すばらしい風景ですね!来て良かった!」
見下ろす毛無岱の紅葉は80%ぐらいか、「良かったですね!また来てください」
「ええ、絶対に来ます!」
風雨の中の小さな感動は、八甲田の贈り物だ。
来週には、全山紅葉、黄葉の、見事な風景がプレゼントされるだろう。
服装、足元の準備をされて是非おいでください。(^^¥
(昨年の「毛無岱」画像です)