霧に包まれた地球岬で昼飯後、白老ポロトコタンに立ち寄る。司馬遼太郎さんの「オホーツク街道」を読み直して、あらためてアイヌ民族についても再勉強したくなったのだ。
アイヌ民族博物館を見学して、狩猟だけでなく漁労や昆布漁までしていたことを再認識した。司馬さんのいう、続縄文、稲作の賦役を嫌って北に逃れた民という考え方も、その衣服が「夏型」であって北方民族とは異なるものという考え方にも一理あるなと展示物を見ながら考えた。
苫小牧から千歳に向かう国道は単なる物資運搬移動路的で面白くないが、入浴のため立ち寄った「鶴の湯」へのルートにはいると、北海道の牧歌的風景が広がる。砂利道を100mほど入る「鶴の湯温泉」も人気が高いことは素朴な施設でありながら混み合っていることでも理解できる。
少々熱めの湯だがよく温まるいい温泉だった。料金も400円と良心的(ボディソープ付き)でした。
さて、到着した、道の駅「サーモンパーク千歳」は千歳川に隣接した公園道の駅。
駐車場と公園が分離しているのが北海道のスタイルか?なんとか端っこに停められたので今夜はここで駐車場泊に決定です。