芭蕉の『野ざらし紀行』。
貞享元年(1684年)秋、大井川を越えて詠まれた句。
大井川越る日は、終日雨降ければ、
秋の日の雨江戸に指おらん大井川 ちり
馬上吟
道のべの木槿は馬にくはれけり
木槿(ムクゲ)といふ言葉を失った
凌霄花(ノウゼンカズラ)といふ言葉も失った
はて?脳の機能障害か?アルツの前触れか?
何かに結び付けて画像化して記憶回復する方法があると読んだ覚えがある
ムクゲ=白いむく犬
ノウゼンカズラ=能面を被った禅僧の茶髪かつら
記憶が固定されて言葉が甦った
ムクゲは韓国の国花だとか
江戸時代から馬に喰われていたのか
芭蕉の見た風景なのであろう