今夜もまた酔いの海に船を漕ぎ出し雲の上に照る月に想ひをよせる
不愉快な日々の事象に拘りたくはなひが
行方定まらぬ政の力の無さにやたら腹が立ってならぬのだ
だがね、ここいらで心機一転 新しき流れになどと飛びついてはいけぬのが民主党なるヤクザに投じた一票の反省ぢゃなかったのか
このくにの遥かなる遠い成り立ちからの国柄をよくよく見つめれば、
あせることなく守るべきものはなにかが見えてくるはずだ
確かに外圧を基点とした明治維新が日本の近代化への道筋ではあったろう
確かに外圧を内なる力として一心不乱に励みつつ世界に冠たる位置を占めるまでに成長することができた
そしてまたアジアと世界に貢献してきたではないか
生き残るために戦いもしたが決して悪意で他国を占領しようと思うたろうか?
このくにの戦後に成長し生きて働き過ごしてきたわが人生
そう捨てたもんぢゃないよね
いきなり「年寄りは邪魔だ」などと若造如きに云はれたくはない
おまへらの今あるのは誰のおかげだ!ともいいたい
「たちあがれ日本」の心意気を揶揄するがごとき橋下なる傲慢さには吐き気をもよおすのだ
法律にはその行間を「思ひやり」といった人のこころで埋めていくのが政治だと考へているわたしには
「おまへの話はつまらん!」のだ
「たちあがれ日本」はそのままでいいとおもう
小さくとも光る日本の源流、最初の一滴であってほしい
平沼さんよ、石原某と心中せずともいいぢゃないか
明治維新の如き「平成維新」などあるべくもないのだ
いま新たに産まれんとしている安倍自民党政権に
側面、いや、保守本流からの視点でバックアップできるのが「たちあがれ日本」のこころざしと云えるではないか
「たちあがれ日本」が小さくとも日本の羅針盤であれという思いを込めてエールをおくる