雪の降る朝だ
あの日から9箇月がたつてしまつた
テレビでは「風化」させるなと語りあつてゐる
被災地では「忘れ」ないでくれと
なによりも國家の意思と力が被災地を救ひ復舊から復興への道筋と行ひを火急かつ速やかに實行すべき義務があるのだが、、、それをせぬ
バカタレめが! と云ふてみても蟷螂の斧なのだが云はずにはをられぬ
行政府として計劃も實行もできぬから、嫌なことはすべて自衞隊頼み
本來の國家防衞への備へを手拔きしていい時代ではない
日本海の問題は既に海上保安廳の警察行動の範圍を超えつつある事實
中國、ロシア、北朝鮮のみならず韓國の國境侵犯問題への對応は直接的軍事行動ではなくとも、確固とした軍事力と云ふパワーの裏附けがあつてこそ「外交力」として實效あるものになることは明白だ
再び被災地に戻れば、
地方自治體に任せつきりで「金だけつければ」と云ふ無責任さの上に金すらも遅れに遲れた三次補正豫算ぢやないか
政府の主導權を發揮して「瓦礫處理」「インフラ復舊工事」「都市再生計劃支援」などなどなど、
民間業界活力をあげてスピーディな對応をすることがなぜに出來ぬのか
復興廳の立ち上げも遲すぎであるし、3.11以前ならよからうなどと考へてゐるふしが見え見えだ
被災者を含めた日本國民の恨みが民主黨への「罰」として與へられることは當然であるが、
その罪が「萬死に値する」ものであることを民主黨歴代總理大臣は思ひ知るべきだ
昨夜の皆既月蝕が何を示すと云ふかは知らねども、
昔から凶事の前ぶれと捉へられてゐたことも忘れないでおかう
まだまだつづく國難をあれこれ考へつつ
出來ることは何か?何をすべきか?
答へは行ひをもつてあらはしていくことにすべくあらためて考へたのだ