出航してちょうど2時間、陸奥湾中間地点、いや、地上ではないので、海点というべきか?
マグロをしていた私も含めて、みなさんトイレに立ったり、お菓子を食べたり。
「オレにもくれ!」ともいえず、指をくわえるのみなり。
少し小腹が空いてきたな、家に帰ったら「あれも食いたい!これも食いたい・・・」東海林さだおの丸かじりシリーズを読んでいたのが良くない。
こんな状況では「悪書」に指定すべきだった。
しばらく、てんぷらも食べてない、マグロもホヤもタコもホタテもイカもシジミもタイやヒラメ、メロンもスイカも冷むぎ・ソーメン。
冷たいビールと焼き肉、ウナギ。サンマもそろそろ、バーベキュー。
キャンプ旅の不自由さは、普通の生活のありがたさを際立ててくれる。
だから「旅」はやめられない。
肘から手指までと、足首のあたりが無数に痒い。
これも旅の記憶。
痒みを忘れた頃に、また旅心が疼き出すのだろう。
次の旅は何処に、、
しばらくは言い出せない。